自閉症を知るために
私は、理科系の人間では、ない
むかし、まだ学生の頃、数学を国語のように
教えてくれた先生がいた
あの時が一番数学を身近に感じた
あの時のように自閉症を理解したかった
一番力になったのは、
テンプル・グランディンの本だった
彼女に興味を持ったのは、
畜産動物に、より尊厳の宿る屠殺のシステムを
開発した人物であり
自閉症者であるからだ
彼女が書いた
・我 自閉症に生まれて
私は、その世界を具体的に想像出来た
物語としてなら
自閉症だったわたしへがある
どう育てるか、どう関わるか
方法論は、たくさん出版されている
その土台にこれらの本があると
より個にあったアイディアの源泉となりうる
自閉症を知ることは、
人間を知ることにほかならない