日大アメフト監督の母親

たまたま付けていたテレビで嫌なものを見た


日大アメフト部監督の母親が

インタビューに

あの子は、怒らないで育てたから

そんな酷いこと出来るわけないと答えていた


何とも言えない気持ちになった

地上波の劣化が言われて久しいが

果たして電波にのせるべきものだったのか

それによって何を伝えるつもりだったのか

後味の悪さが際立つ


その様は、

食べ残しを使い回した吉兆の女将であった老母を

彷彿とさせた


黙る知恵を持たない老母は、息子を潰す

いい年をした地位も名誉もある息子に

勝つことよりも大切な

人間としてのことわりが宿っていなかったのだ


もう既に、息子の人生なのだ

育て方がどうであろうと

老母がシャシャるのは毒にこそなれ

益にはならない



見失ったことわりの元凶は

役割をわきまえず息子を手放せない

老母にあるのかもしれない


老母よ忘れてはならない

1人の若者は、怪我をおい

1人の若者は、反則を犯したことで追い詰められ

潰れかねない状況にある


少なくともこのことは確かだ


貴方の息子が若者に敵のクオ-タ-バックを

使いものにならなくしろと命じていたかもしれない

もし、そうだとしたら

老母の発言は火に油を注ぐ可能性がある

どちらにしろ監督の責務は、果たされていない



私は、

老母のインタビューをメディアにのせる必要は、

無かったと思う