コンプレックス

まだ、生まれて十数年の子達が

よくもまあ、

コンプレックスという言葉を

口にする

コンプレックスとすることで思考を止める

まだ何もしていないのに



コンプレックスは、自分で作り上げる

どんな欠落でも

他人がおかしいと言っても

本人がコンプレックスとしない限り

コンプレックスには、ならない

他人には、介入し得ない分野なのである


自分でコンプレックスだと決めておいて

コンプレックスのせいで自分自身が

嫌いだとか、

ほざかれたひには、

おばさん途方に暮れる

人間は、機械じゃない

欠点、欠落上等である

乙武洋匡さんを見よ

浮気の末に離婚

障害をある意味突き抜けている

確かに

社会規範によってコンプレックスと

認めざる負えない場合もあるだろう

しかし、社会がおかしいと繰り返す

ひつこさに、自分で決めたコンプレックスなのだ

とらわれては、つまらない

欠落があるから、恋をする

欠落があるから、苦悩する

欠点、欠落があるから遊ぶのだ

人間が電脳を凌駕するとしたら

将棋で勝つ為に

電脳が考える手と同じようにいかに指すかを

取り込んで遊ぶ

貪欲さだろう

無駄を楽しめる非合理にある

理に合わない選択さえも敢えてしたりする

その底には、合理だけでは、生きられない

欠落があり、情があるのだ

その人の正義があったりもする


自分を幸せにしないコンプレックスは、いらない

持つ必要が無い

コンプレックスは、自身の心が決める

せいぜい、苦手に留めおけばいい

少々カッコ悪いぐらいに止めおけばいい

それでも、背負わざるおえないコンプレックスが

あったとしたら

それも自分と認めてしまえ


どうも、他人と比べることでコンプレックスを

持ってしまっているようにも思えるのだが

それなら、持つべきは、憧憬、敬意であって

卑屈にとらえるべきではない

コンプレックスにしては、いけない

自分を不自由にする選択をしないで欲しい

若さは、まぶしい

それだけで充分魅力的である