カラスは、ほんとに黒いのか
ところ変われば品かわるで
フィンランドのカラスは、くちばしが白い
ファッショナブルだ
場所柄かやけにのんびりしてる
フィンランドのヤンチャなお嬢さんは、
髪を真っ黒にそめる
大人たちは、誰でも通る道と
注意すらしない
ぎゃあぎゃあ言わないかわりにその子に気をかける
自己主張とわかれば尊重する
規則だ規律だペナルティだ騒がなくても
秩序は、たもたれる
学校には、囲いすら無い
日本の大人のように
地位だ、名誉だ、外聞だ、見栄だ、面子だ、金だ
に溺れていない
自信があるのだ
自然と供に生きることで、大人も子供も地球の歴史からみたら同級生のようなものだと達観している
学生が学校でライフルの乱射事件を起こしたとき
ライフルは猟をする道具にすぎない
道具に罪は、ない
使う人間の問題だと
彼らは、考え続ける
日本での文部大臣が電車で視察にやってくる
国なのだ
経済大国であることは、
国民が、幸せであることなのか
カラスは、ほんとに黒いのか