女子体操 宮川選手のこと
自立のかたちは、一様ではない
暴力を受けたとしても、
選手がこの人に着いていくと
自ら決めるのも自立の
はじめの一歩かもしれない
その事が自立に向かっているかどうかは
コ-チとの関係性が教えこまれるから始まり
選手主体のアドバイザーに変わってゆくような
関係が築けてゆくのなら
自立にベクトルは、向いている
コ-チの懐が問われる
熱血一本槍では如何ともし難い
コ-チの出した謝罪文に宮川選手のコ-チに
いち早くもどるためには、
という理性を感じる
宮川選手の会見に自立を見た
もし、風とうしのいい女子体操界であったのなら
男子のようにメダル争いが出来る選手が
もっとはやく輩出されていたのかもしれない
風とうしの悪さに
伸びることのできなかった選手を
少なからず想像することが出来る
塚原夫妻がして来た女子体操への貢献は、
本物だったのか
男子に比べて結果の伴わない現実に責任はないのか
七十も過ぎたとか
女子体操に掛けた思いが本物であるかどうか
行進に道を譲って眺めてみるのも
女子体操界の未来の一助となるはずである