富山での犯人が自衛官を除隊した若者だった

私は、憲法を変えて自衛隊を軍隊にする必要が

あると考えている

しかし、諸手を挙げて賛成かというと

鈍色の痛みがともなう

その原因が、21才の犯人の行動に垣間見える


軍隊の訓練は肉体をきたえるよりも

むしろ自尊感情を叩きつぶすためにある

自分が大切な人間に敵と言えども人は、

殺せないのだ

相手の命の重さが身にしみてしまう

だから、訓練で何も出来ない価値のない

自分にさせられるのだ

自分の命などどうでもいいとなって

はじめて人が殺せる

価値のない自分の命を持って国家を守るのだ

アメリカの社会生活が上手くいかない

国家を揺るがしている退役軍人問題は、

人間の自尊感情を叩き壊した結果にほかならない

アメリカが内向きになる要因もそこにある

だから、軍隊には、いじめがあり

他の仕事に比べダントツで自殺者が多い


この犯人、バイトのトラブルを引き金に

もうどうでもいいと自分を殺すかのように

非社会的行為に及んだ

自尊感情の欠如により人生を粘れないのだ

短絡的に人が殺せるのだ


自分の命が惜しかったら、

いくら人生上手くいかなくても人を殺せはしない


戦争の形も変わり、サイバー戦争、経済戦争


宇宙から、遠く離れた軍事基地から

まるで

ゲームのように敵を攻撃できる時代がきた

人間の心理にどう影響するのか定かでは無い


攻撃される方の、惨たらしい、痛みと苦しみと

死と、焼け野原は、

より残酷になりはすれど

いにしえより変わりはしないが


北朝鮮問題で交渉カ-ドとしての軍事力の

必要せいが身に染みた

拉致事件すら解決出来ない

未だ被害者は、棄民状態にある


日本国民として私は、このジレンマを受け入れる

より他にアイディアを持っていない

アメリカの変化によって普通の国家となる

そのジレンマを支える唯一無二の基礎は、

教育にしかない

人間とは、簡単ではないのだと伝え続けるしかない

答えのでない選択を支える哲学がいる

人間が人の間をいき続けるために