自立と家出
我が子に家出をされた
居場所は、分かっていたが
日曜日3回分帰らなかった
おかげで、予備校をやめることを受け入れた
いまの学力で入れる大学に入ればいい
という事らしい
自分で決めて、自分で決行した
自立である
さて仕上げは、したことに対する
始末を自身でつけることだ
ただ見守るしかない
ちっちゃくって、私がいなくては、
生きていけなかった
あの日が懐かしい
犬猫とは、違う
親として歯軋り噛んで、強がって
これこそが、人間育ての醍醐味とうそぶく
オロオロ、オロオロ、胸の痛い日ぴが終わった
今、寝込んでいる
親が弱っていようが巣立ちにあたって容赦は、ない
体の具合を人質に我が子を
コントロールする気も無い
さて、ぼ~とした猫が欲しい
我が子に不必要な気遣いをせぬよう
子離れのときである
老いの足音が駆け足になる
邪魔をせぬよう自分を生ききる
努力の季節だ