おいてきぼり

ゴ-ルデンウィ-ク

それぞれに、それぞれの楽しみに向かって

出撃していった

調子の悪い私は、一人居残りである

食にも制限がある

せめてもの、喜びは、

お気に入りの急須で、我が家にしては、奢った

お茶をちゃんと入れる

そんなことで満足出来てしまうほど

わたしの、世間は、狭くなった

20代の頃には、考えられない遊興である

おいてきぼりにホッとしている私がいる


画家の文化勲章より庭で過ごす事を選んだ

熊谷守一が映画になるとか


庭で生きた熊谷守一を思う時

小堀四郎が思い浮かぶ

画家で鴎外の娘婿である

何故か私の中でセットなのだ

ふと、思い出した

これも、おいてけぼりの娯楽である

図録引っ張り出す探検にでる

我が家は、狭い