ケとハレ

柳田國男がいい出した、

日本人の文化である

ケとは、日常

ハレとは、祝事、祭りなどの日常ではない

特別な日を地域で共有することである

ハレは、地域の壁を取り除き

ケでの風通しを良くし

困難な日常に助け合いを育む

現代はケのみである

地域でのハレの共用が希となってしまった

そのことが、人の間を生きる

人間の能力を著しく低下させた一因である

ハレは、人と人を繋ぐ役目を果たしていたのだ

それが無くなったことで

縦の繋がりが薄くなった


横の繋がりは、小中学校の関わりでかろうじて

保たれる

がイジメ、不登校の子供がいない学校は、

皆無に等しい


子供達が、人が嫌い、怖い、面倒くさいと

言っているのに出くわす

繋ぐべき文化は、繋がれず

断ち切るべき世代関連差は、子供を親を蝕む

閉ざされた関係に乗り出すしか方法は、無い

傷つくリスクをおかして

面倒くさいハレが人間には、必要なのだ

ITでは、事たり無いのである

人の間を生きる人間であるために