幸せの条件

我が子は、何故か

幸せの条件を私に聞く


なぜ、不幸をやりすごしている

私に聞くのだ


と腹でうそぶいたが

正直に答えた


健康

おおむね良好ならそれでよしとする

思い込む技術

素直

だまされる技術



答えてみて

あまりいい年の取り方してないなと

思う

今が、不満と鬱憤で満ちているのが

透けて見える

その思いを何とか

押し殺す術を答えてしまった

残念ながら

その先にしか

私が不幸にならずに済む術は、ない


体調のいい時もう一度聞いてと頼んだ

このままだと、結婚しない、家族持たない

と言い出しかねない

私の、夏休みの人生かけた宿題である

何としても、結婚いやパ-トナーでもいい

家庭創りたい

他人と縁を結んでみたいという

思いに駆り立てる答えを見つけ出すのだ


私の親は、失敗した

聞かずとも、分かった

私は、たまたま結婚したが

弟は、断固結婚しない

世代間連鎖を断ち切る使命をおびて

この夏を暮らす

ヤレヤレでは、ある

ファイト自分