将棋 藤井聡太 4段 VS 羽生善治 3冠

羽生3冠が負けた一局だ

感想戦が楽しかった

対局は、十四歳だろうが、

親子ほど離れた、将棋会のレジェンドだろうが

関係ない

潔い、

負けは、負け、勝ちは、勝ちなのだ

感想戦では、長く君臨している棋手として、

気づかい、さすのを忘れて本気で考え込む

羽生3冠の姿に年長者のお手本を見る

十四歳は、十四歳で必要な最小限の言葉で

淡々と感想戦を進めていく

考ぬく人間の

地位だ名誉だ外聞だなどに惑わされない

将棋への真摯な姿に感動する

体罰も、しごきもない

自分自身で磨き上げた力なのだ

羽生3冠には、

次の才能に出会えたことへの喜びさえ感じる

藤井4段へのコメントが優しい

かつて通った道なのだ

いいものを見た

電王戦などより、よほど面白い

将棋は、人間同士が対戦してこそ面白い


将棋は、人間のためにある