戦争で死んだ兵士のこと

たまたま聞いていたラジオで荻上チキさんが

紹介していた

久しぶりに本棚から引っ張りだす

小泉吉宏 作の絵本だ
(吉の字は、土に口なのだが出てこない☆★)

絵本としては、小さな単行本サイズだ


今は、のどかな森の中の湖のほとり

一人の兵士が死んでいる

とはじまる

そこから、兵士の人生を一時間前、二時間前

四時間前、8時間前、

二日前~ 二年前~

高校生、十三歳~とさかのぼってゆく

彼は24年前に生まれたのだ

結婚九年目に生まれた一粒種なのだ



兵士として死なねばならない命ではない

一生懸命 誠実に生きた命なのだ

自衛隊から戦死者がでる可能性が……………………

理性が問われる

考えてこなかったツケが回ってくる