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魔法の発動

あれから、幾年月か

上橋菜穂子の 狐笛のかなた を文庫で買った

単行本には、無い、解説や文庫本に寄せるあとがきなどが載る 悪くない

たまに、イラッとする解説もあるが読まねばいい
テレビのように垂れ流しではないので
めんどくさいで、キッパリ選択せずに済む

消えないから、手に取れば電車の中でも紐解くことは、可能だ
何よりバッテリーの心配をしなくていい

改めて、画面に飼い慣らされた身にとって
押し付けがましく無い自由が心地いい


この本、面白く読んだ 上橋菜穂子作には、
ハズレが無いうえに

宮部みゆきさんが巻末に寄せた
児童文学という魔法 という文章 にワクワクした

まずこの物語が児童文学だったこと、気づいてなかった

それにもまして、小説は魔法だと
作者が書いた紙束から
読者が世界を出現させる

魔法の呪文を綴る作者と、それを唱える読者との共同作業によって発動される魔法だと

これを小学生だった我が子に話したところ
何故がカメハメハと叫んで5回目の
魔法の発動により 果てしない物語 の世界へ旅立って行った
宿題は………………後の祭りである


確かに世界を出現させるのだから魔法の発動だ
この魔法の発動という言葉に我が子は、胸踊らせていた

夏休み
この言葉こそ魔法だった
読書感想文の宿題に魔力を発揮したのだ


物語を発動させるには、技術と経験がいる
子供のための物語の呪文は、易しく、優しく
書かれていると

易しく優しい、
この物語の世界は、深く深く豊潤な世界だった




あっ エクスペクトパトローナム
ちょうど あの子 ハリポタにハマってた
が何故にカメハメハ???
よくわからん₩