タイの洞窟から13人全員救出かたや・・・

13人が助かったのは、

洞窟から出られなくなって以後の

冷静なコ-チの判断と

カッコイイ世界を超えた大人の活躍による

13人の冒険は、1人の大人の命と引き換えに

終わった

大人は、責務を果たした

13人も死なないことで責任を果たした


すでに、金の臭いを嗅ぎつけたただの大人が

うごめきはじめている

助けられた人間として

ダイバー1人を殺してしまったことに相応しい

向き合い方は、何か13人それぞれが

考える必要がある

彼らの洞窟に入る試みは、失敗であった事実は、

変わることは無い


日本の教育は、頭でっかちを育てかねない

この13人の、自然と体で相対してきた経験が

困難な救出に耐えられた一因に違いない

ITでは、ゲームでは、担保しょうもない

この経験は次の世代に生きる勇気を伝える

ための学びとなったはずだ

亡くなったダイバーが支えたこの命は

ITに飲み込まれない、

自然と共生する

人間の営みの豊かさを強さを

タイにもたらしたのかもしれない


かたや、西日本では、日常を生きていただけなのに

豪雨に飲み込まれ200人にならんとする

死者のかずに、被害の惨さに

愕然とする

自然の営みの前に人間は、無力だ

決して自己責任でかたずくはずもない

汗をかく若者に未来をみる

理不尽という言葉が胸をつく

泥水の中では、息ができない

地球を全滅させる文明を持っていても

自然のいとなみには、アリンコの如しである

生きていることは、生かされたことは

奇跡にほかならない


自己責任と連呼した元首相は

非正規雇用の法案をとうして

奇跡にほかならない市井の若者の人々の生活を

苦しめつづけている

人間の営みあっての企業なのに

命をつまらない簡単なものにみせる

非正規雇用の罪は重い

格差は日本の安全を奪いかねない


矛盾を見ぬように生きるか

矛盾を抱えて生きるか

人間としてどちらが幸せなのだろうか

豪雨災害を伝えるマスメディアの品格

リポーターの心無いマイクに苛立ちを覚えた

自衛隊と共に家族の安否を確認にいった

男性が女性の待つ岸に二人の家族の訃報を

持って帰ってきた


泣き崩れる女性の姿になんとも言えぬ表情で

一緒に行った自衛隊員が

静かに後ろを向いた

その映像だけで充分だ


男性に抱えられて泣きじゃくりながら

立ち去る女性を捕まえてインタビューをする

インタビューになる訳が無い

雨が降る前は、普通の日常を生きていたのだ

突然の死に別れに気が動転するは、当たり前だ

その人に対して人間として

相応しい向き合い方は、マイクを無理やり

向けることなのか

あの自衛官のようにそっと

後ろを向くことではなかったのか

リポーターの人間としての

理性を疑う

被災者のかなしみを見世物にしてはいけない

この報道姿勢に嫌悪を覚える


インパクトのあるいい映像だとか言っている

報道に人間の温もりまで売り渡した

テレビマンの姿が目に浮かぶ


もし、その人の大切な人が同じ目にあって

リポーターに同じようにマイクを向けられたら

想像する必要がある


自衛官がそっと後ろを向く姿は、

どんな言葉をかさねるよりも雄弁だった

豪雨で死者が50人60人と増えてゆく時に

地震ではなく豪雨で・・言葉もでない

死者が50人60人・・・・・と増えてゆく中

暗く水に浸かった家に取り残される人々


私は昨夜からの頭痛でまんじりともできず

今朝方吐いた

布団から起き上がれなかった

11時を過ぎた頃テレビでこの有様を知った

我が家が被災現場だったら・・・・・


私は生かされた

と思った、東日本大震災の時も阪神淡路大震災

の時も同じような思いにかられたことを

思い出す

3才の幼児が生き埋め

病を得てから

運不運で納得するほど素直になれない

私より若い人に先に逝かれるのが

やり切れない

私より年上が一生青春と嘘ぶいているのが

腹立たしい


救助の現場に自衛隊が見え隠れする

頼もしい

安倍総理の会見にもよどみがない

天災をのがれるすべは、無い

いくら文明が発達しようが

蟻のようにたんたんとこの時を歩むしかない

その根本となるのは、天災には、勝てないと

認めることだ

1人でも多くの若い命が救われることを祈る

私の持っている1秒は、老いゆく、死にゆく1秒だ

伸びゆく1秒ではない、

かろうじて、伸びゆく1秒を支えては、いるが


亡くなったかたえの鎮魂から天に頭を垂れる

ところから私ははじめる

できることをする


赤十字義援金を届けて有効にお金を使い切る

能力があるのかはなはだ東日本大震災ありさまで

疑念が残る

ささやかな私のヘソクリがダイレクトに

被災した人のために届く方法を探る

洞窟の13人を救うためにタイの元海軍特殊部隊の軍人がなくなった

タイの元海軍特殊部隊に所属していた

38才のダイバーが洞窟の水の中で酸素ぎれで

亡くなった


誰一人命を落とさず13人の救助が成しうる

ことを祈っていたが・・・・・


ただただ敬意を表しご冥福を祈る


困難のなか命をとして13人の青年と少年の命を

守るためにカッコイイ大人が戦っている



子供が自殺する度に命は、大切だと私も

連呼してきた

今、自殺を考えている少年に問いたい

想像して欲しい

貴方が、洞窟の13人の1人だったら

自分達を救うためにカッコイイ大人が命を落とした

と知ったら

貴方は、死を選びますか

もう、救助は、いい、どうでもいい命だからと

死にますか

大人は、それでも救いの手をとめません

そこに未来を担う命があるから

自己責任と抜かしたバカな首相もいたが

人間とは、大人とはそういう動物なのです

何とか助けたいと命をもかける大人が全世界から

駆けつけるのです

普通の少年ですゲーム機は、持っていないかも

知れないけれど

あなたと同じ少年です

救われないと思っているかもしれない

でも、自分で手を下さなけるば息をしていられる

それだけで、救われているんです

こんな事を書いている事が日本の大人として

忸怩たるものがこみあげる



たとえ、洞窟から出られるのが4ヶ月先だったと

しても13人には生き抜く責任がある

失敗は、1人大人を殺した

それを背をって人生を生ききる責任がある

大人には、それを支える使命がある

1日も早い救出を望んではいけない

13人1人もかけること無く生きて出てきて欲しい



飽きっぽくいメディアが目を背けようと

何も出来ないがせめて、注視し続ける



日本の子育てに足りないものが見え隠れする

子供を守ってこその大人である証のために

文化を守るために

人間の善意を信じえる可能性の為に

オウム真理教教祖はじめ7人の死刑が執行された

オオム真理教による

地下鉄でサリンという

化学兵器を使っての無差別テロに

怯えた

信じるものは、怖い

盲信するものは、怖い

と思わざる負えないテロだった

そのなかに優れた医者もいた

ショックは、大きかった

命を救うべく学んだ医学がアッサリ

非科学的な宗教に凌駕されてしまった

無差別殺人に疑問さえ持たない

その事で養老孟司氏は、東大の教授を自ら退いた


信ずるものが救われようとも

所詮人間の営み

救われたいと思うも

五体投地に憧れるも

宗教に距離を置く自分がいる

聖書も全て読んだが理解不能であった

哲学書としても成立していないように思える

死に怯えようとも

私には、宗教を信じて救われる道は無い

(文化としての宗教との関わりはあるが)



オオム真理教の洗脳に啓発セミナーの

手法が使われた可能性もある


我が子を自らの主となれる人間に育てたいと

切に思った原点はここからかもしれない

宗教も啓発セミナーも道具でしかありえない

使い手の人間の有り様がものをいう

人間の有様で道具の使い道は、

如何様にもゆがめられる

人の幸せは、人間のありようがすべてだ

麻原彰晃の流れを汲む宗教団体は、

今もって存在する


人間の脳はだまされることを覚えておく必要がある

人間が、浮くことは、ありえない

人間の脳は嘘をつく

奇跡にはからくりがある

麻原彰晃が死刑となって神になる

キリストは、死刑となって神となった

背筋が冷たい

文部省汚職事件(裏口入学)

私学は、テストが出来なかろうが

本学に相応しいと認めれば入学させる権利を

有している


要は、入学にあたり金銭の授受、便宜供与などが

伴う場合を裏口入学と言うのだ

どれも、大人の都合ではある



裏口入学は、少なからずあったし、ある

これからも無くなりはしないだろう

地獄の沙汰も金次第である


お金や権力のある親はともすると間違える

子供の人生は、親のものだと

子供の問題は親の問題だと

親のイエスマンのような子供育ててどうする

子供に反抗する力が育っていないのか

犯行に値しない親なのか

お行儀のいいIYIが医者になる

これからの時代ただ命を助けることが

正義ではなくなったというのに

寝ぼけた医者が増えては困る


昔なら明るみに出ずに済んでいたであろう事は

想像がつく、官僚の力が弱まったのは、確かだ


それに付けても文部官僚がである

医者にさえしてしまえば、我が子は、自立できる

と思っていることに職務、子供への無理解が

露呈する

医者と関わってみて思ったことがある

医者の仕事はかなりの部分ITにおきかわる可能性

がある

投薬の処方が最たる例である

人口も減る昨今

高度、緊急医療は、別として


医者も先生と呼ばれて安住している場合では、

無くなるのではないかとさえ思う

世の中に疎い教育行政を行う官僚の子育てが

危うい

この子息のこの苦しい経験を己の主となる

チャンスにして欲しい

地位や名誉やお金が無くとも

豊かに幸せにいきている大人はいる

自由になって欲しい

自らを由とできる生きかたをすればいい

幸せになって欲しい親を許すために

弱い親を受け入れるために

足掻けばいい己の主となることは、

足掻くに値する



東京医大の学長もお粗末だ

充実した医療教育のためだったのだろうが


青年の傷は、深い

命を扱う人間を育てる教育者として資質を疑う

子供は、青年は、大人のオモチャでは無い

タイの洞窟の中の13人の少年

定かではないが、勝利祈願に洞窟に入ったとか


そこに、少年たちがワクワクするような

困難をともなう洞窟があったら

仲間たちと冒険したくなるのは、少年の特権だ

大人も子供のころに、一度ならず入った経験

があったのだろう

自己責任との声は起こっていないとの事だ


25才のコ-チがそれなりの用意をして入っている

少年達が発見されるまでの10日間青年1人で

少年達を支え続けたのだろう

洞窟から出るまで少年達を支え抜けるよう

祈る


この13人が洞窟に入ったことを

悪い事とは思わない

SNSで対戦相手を潰すだ殺すだ

書き込み、

試合で相手に危害を及ぼすことの方が

余程、人間としていやしい


雨季には、洞窟に近ずくなという掟がうまれる
(法律では無い掟だ)

その為にも、タイの大人、世界各国からあっまった

専門家の努力に対して

してしまった失敗を意味あるものにするために

13人一人残らず生き抜く責任がある

大人になるために




日本の少年が、ワクワクするような冒険は、

バアチャルの世界にしか存在しないのだろうか

少年が大人になるためにリアルな

冒険を乗り越える経験は、豊かなことだと

思うが

この13人の冒険を大人は1人もかけることなく

全力で支えきる

全世界から集まったカッコイイ大人達が洞窟の前

に居る

自己責任の裏にはお金が横たわる

この13人を救うことは、お金には変えられない

日本の大人もこの洞窟の前にいる

私にも協力する方法は、無いものか






日本の

大人に飼い慣らされた子供は・・・・・・・・