天下り

よく分からん

国家公務員て日本屈指の頭脳集団じゃないの?
ならお役所が受け皿探さなくても
引く手あまたじゃないの?

民間行くのに
お土産持参じゃないと
雇ってもらえないほど無能なの

わかんない、
CEO務めるぐらいの能力じゃないの?
より専門性を生かしたい専門家じゃないの?
え~わかんない

まさかと思うけど忖度しかしてなかたの?
情報処理で間に合う仕事なの
創造力いらないの、分析力は?

役所に就職斡旋してもらわなくても
専門家として創造的な仕事してたら
引く手あまたでしょう

それとも、
国家公務員て能力潰される仕事なの??
だとしたら、そのほうが問題だ

忖度(そんたく)

やな言葉だ
少なくとも公務員が使っていい言葉ではない
権力に迎合すると同義だ

東大で、一流大学で
権力には、おもねろと教えているのか
それほどに出世は魅力的か

田中正造の谷中村の戦いは、国家に対して
帝国憲法を守れという戦いだった
だから法律を守り、無抵抗の戦いをしたのだ
民が法律守ってこそ、国家に憲法を守れと突きつけられるのだと
そこに公僕の権力向きの忖度は、介在しなかたか

築地移転問題に権力向きの忖度は、介在しなかったか

ロッキード事件 アメリカへの忖度は、介在しなかったか

先の戦争前、報道の権力への忖度が人々をすくませは、しなかったか


その有能なはずの頭脳を権力におもねるような忖度に使っていいはずが無い

公務員とて、国民なのだ
忖度で国民を欺くことは、
自分をも欺くに等しい

その頭脳をどう使うのか品性が求められる
公務員である前に、国民なのだ

専門家としての研鑽を望む
自律した専門家として、国民の幸せのために
胸を張って欲しい
公務員は、政治家の御用聴きでは、ない
国家を支える専門家集団なのだ
公務員が政治をしてやる必要は、ない
必要な事を明確に伝えられない権力者では、
権力を委ねたかいもない
忖度を必要とする老人、怠け者は、後身に
道を譲っては、如何か


忖度は政治を暴走させる危険すらはらむ

ちまたには、似たような言葉がある
思いやりだ、思いやりには、愛があり 慈悲がある

人を幸せに導く、本物の学力は、現行の受験体制では、望むべきもないのかもしれない
創造が必要である

アメリカが無人兵器を導入する理由

アメリカが大きく劣化した原因は、退役軍人にある
退役軍人ホ-ムレス問題、自殺、反社会的行為

軍隊の過酷な訓練は、自身の自尊心を叩き潰すためにするのだ
自分の命が大切な人は、相手の命の重さをも
わかってしまう
それでは、敵を殺せない、
敵を殺すために、自尊心を叩き潰し
自分の命などどうでもいい命なのだ
国家の為に死んでもかまわない、むしろ本望だと
ダメだ、ダメだ、こんなことも出来ないお前の命など意味も無いと教育され敵を殺せる軍人に人格を作り替えられるのだ

それにより、退役軍人は、社会生活をまともに送れない場合が多いのだ
国家をおびやかす程に

麻薬が合法とされている場所があるのは、
どうでもいい命であっても
殺されるのは、殺すのは、恐ろしいのだ
戦場での恐怖を癒すために必要なのだ
戦後日本でもヒロポンという合法ドラッグがあった


啓発セミナー 聞いたことないだろうか
日本で爆発的に流行したのだが
それは、退役軍人が再度自尊心を取り戻すために
くまれたアドラー心理学を元にした
心理ゲ-ムプログラムなのだ
自尊感情が育ちにくい日本で流行するのもうなずける

アメリカは、人間を戦場に出す社会的リスクが見過ごせぬほど大きくなったのだ

そのために無人兵器が開発された
まるで、ゲームでもするように、無人兵器を操る

安全な場所から、人を殺す
殺した数が実績になる
もし、無人兵器がちまたに出まわたら

己の自尊心の弱い集団が軍隊なのだ
いじめの温床だ、自殺も、多い

日本は、
アメリカの軍事力に守られている錯覚の上にある


とんでもない矛盾と承知で書く
自衛隊員の自尊心を担保した上での
日本国家存続の方策を創造する
でなければ、人類は、同じ誤ちの繰り返しにより
滅亡しかねない

道徳教育で子供評価する
浅い、子供を大人の都合のいいように飼い慣らすことに

意味は、無い

意味の無い苦悩は、正に絶望だ

祈りの心 木下晋

平塚美術館に我が子と行った
学芸員に力があるのだ
たまに、行きたいと思える企画と出会える
建物がいくら立派でも人間に力がなければ、
魅力的な美術館にはならないのだ


祈りの心 木下晋 展が見たかったのだ 私が
我が子をおっぽらかしでみていると

我が子は、
ハンセン病患者で盲目の詩人 桜井哲夫さんが
東日本大震災の話を画家から聞き、
津軽が故郷の桜井さんは、自然と合掌する姿になった
それを描いた絵の前で固まっていた

合掌した手は、指が崩れ、こぶしを握ったような肉の塊だ
顔も、崩れ、見えない片目が開いている
合わせた手に向かって頭を垂れる

丸い、丸い祈りのかたちだ
美しく、愛らしい姿だった

人間として声を掛けては、いけないと思った
ひたすら待った

一時間は、ゆうに過ぎただろう頃
展示室を出た


車で帰途に付いた、
不意に、我が子が桜井さんに会いたかったと言った

一瞬どうしょうかと迷ったが
伸びゆく一秒を信じて本当を伝えた

あの桜井さんは、

桜井さんを尊敬し可愛く美しいと思っている画家の
心のフィルターを通して描かれている

もし、お目にかかったとしても画家の心の丈にとどいていなければ、あの姿には、見えない
あなたより、三十八年長く生きている私でさえ自信は無い
簡単では、無い

仮に醜くく見えてしまったとしても、
その自分と一緒に居る覚悟が必要だ、
荒がえば差別がめぱえる

桜井さんが、清廉な魂を持ち合わせていることと
あなたに、それを風体に惑わされず見極める力があるかどうかは、別問題なのだ

もし、嫌悪を抱いてしまったら、静かに距離をとり
嫌悪を乗り越える可能性を手放しては、いけない
あとは、考えろと伝えた

大泣きされた、当分美術館は、いいと

我が子の心の
一升枡に、1升五合入れてしまったのだ
愚かな母親である

各なる上は、伸びゆく一秒を信じて時を待つより術は、ない

我が子には、気の毒だが
この手の失敗の多いこらえ性のない親なのだ
すまない
軽薄な現代なのに
さぞ生きにくかろう

病院の帰りに出会った

病院は、嫌いだ
血圧が跳ね上がる
否応なしによちよち通う

生きるのも大変だが、より良く死ぬのも大変なのだ
親が早めに死することは、
劇薬だが、子にとって最高の肥料にもなりうると
歌舞伎界を見ていてそう思った
自殺では、毒薬になってしまう
生ききらねば


帰り道の夕まぐれ
自閉しょうであろう青年とその父親であろう2人と同じ車両の斜め前に乗り合わせた
父親は、周りを気遣いながら青年のしたいようにさせていた

三っめの駅でちょうど向かいに来た登りの電車に
青年に手を引かれ乗り換えて行った

青年は、あと何回、乗り換えれば気が済むのだろう
あの父親は、青年が満足するまできっと付き合うのだろう
私には、確信めいたものがあった
父親に、苛立ちを感じなかったからだ
自分を消して、坦々と付き合っていた
仕事終わりか、
薄く疲れをにじませては、いらしたが
達観を感じた
こういう人生が確かにあるのだ

孫正義には、トランプには、出来まい
効率だ金だと言っていては、出来まい
想像すら出来まい

福島智を思い出したヘレンケラーと同じ障害を
持った大学教授だ

絶望=苦悩―意味 意味無い苦悩は、絶望だと
苦悩=絶望+意味 意味ある絶望は、苦悩だと


青年の気が済むまで付き合う事には、確かに意味がある
彼の気持ちが安定する、寝付きがいいかもしれない
青年は、2次障害とは、無縁であろう

あの父親の人生は、
幸か不幸かでは、はかれは、するまい
しかし余人をもって代え難い分厚い人生であることは、確かだ

魔法の発動

あれから、幾年月か

上橋菜穂子の 狐笛のかなた を文庫で買った

単行本には、無い、解説や文庫本に寄せるあとがきなどが載る 悪くない

たまに、イラッとする解説もあるが読まねばいい
テレビのように垂れ流しではないので
めんどくさいで、キッパリ選択せずに済む

消えないから、手に取れば電車の中でも紐解くことは、可能だ
何よりバッテリーの心配をしなくていい

改めて、画面に飼い慣らされた身にとって
押し付けがましく無い自由が心地いい


この本、面白く読んだ 上橋菜穂子作には、
ハズレが無いうえに

宮部みゆきさんが巻末に寄せた
児童文学という魔法 という文章 にワクワクした

まずこの物語が児童文学だったこと、気づいてなかった

それにもまして、小説は魔法だと
作者が書いた紙束から
読者が世界を出現させる

魔法の呪文を綴る作者と、それを唱える読者との共同作業によって発動される魔法だと

これを小学生だった我が子に話したところ
何故がカメハメハと叫んで5回目の
魔法の発動により 果てしない物語 の世界へ旅立って行った
宿題は………………後の祭りである


確かに世界を出現させるのだから魔法の発動だ
この魔法の発動という言葉に我が子は、胸踊らせていた

夏休み
この言葉こそ魔法だった
読書感想文の宿題に魔力を発揮したのだ


物語を発動させるには、技術と経験がいる
子供のための物語の呪文は、易しく、優しく
書かれていると

易しく優しい、
この物語の世界は、深く深く豊潤な世界だった




あっ エクスペクトパトローナム
ちょうど あの子 ハリポタにハマってた
が何故にカメハメハ???
よくわからん₩

ミヒャエル エンデを読んだことがあるだろうか

人の心は、人でしか磨かれない
人の心は、鏡には、うつらない
人の心に映し出された断片を繋ぎ合わせて
己の心のありようを知る 他に手は、無い

ミヒャエル エンデのモモを読んだことがあるだろうか

人と関わることは、
ITに遊んでもらう何十倍も、面倒だ
オマケに、人の心の鏡が曇っていたら、
面倒は、更に二倍三倍

安易に、スマホに時間を売り渡す
ある時気付く 楽だが虚しいと

気づいたならば どうしますか


ミヒャエル エンデ の はてしない物語 を読んだことがあるだろうか

虚無は、世界を消す
あなたの世界は色鮮やかに広がっているだろうか

あなたの世界が消えそうだと気づいたなら

あなたは、どうしますか

便利が虚無を呼び、楽が虚しさの根源となる



文明の力に無防備に心をゆだねては………………